いろづく言の葉 ちりゆく時間
吹きだまりのベンチで
思い出 思い出 蹴とばして
何を待ってるんだろう
風に 風に はぐれていく
立ちつくしていた ホームの上
ベルの音に 我に返る
最後に見た君は 後ろ姿だったから
夢の中でも振り向いてはくれないね
思わず走り出した 窓の向こうに光る姿
いつか思い出してくれる頃 僕は
ここにはもういないかもしれない
やっと辿りついたとき 君は
そこにはもういないかもしれない
旅している 会えない日々を