いろづく言の葉 ちりゆく時間
目の前の空っぽな手ごたえに
気づきもせず
僕たちはもがいていた
“今” じゃない “いつか” が来ること 信じてた
超えてきたすべてが
確かにここにあって
僕を形づくる細胞のひとつになる
抱き合ったとき
君には見える?
愛していると言ってくれるの
例えば僕が
小さなささやきなら
どれだけの言葉を誰かに残せるだろう
目を覚ます度
新しい日を
知るためにまた歩いていく